[ トップ ] [ 将棋 ]

最終更新 - 2016/05/01

銀星将棋 Premium3

銀星将棋は世界コンピュータ将棋選手権に出場したKCC将棋の思考エンジンを積んだ将棋ソフトである。

この銀星将棋 Premium3は2007年に定価9800円で発売された世界最強銀星将棋7をWindows7にも対応させ、廉価版として発売したもので、2000円以下で購入できる価格でありながら機能は全く削られていないので、お買い得感が非常に高い。

欠点としては級位レベルの終盤が強すぎること。4級で序盤、中盤、終盤を総合した棋力が初段以上あり、終盤だけで言えば3、4段レベルになってしまっている。
終盤に逆転負けばかりで、級位者にとっては楽しくないソフトである。


Amazon.co.jp
マグノリア 銀星将棋 Premium3

楽天市場
マグノリア 銀星将棋 Premium3



戦型選択機能付250万手定跡

ソフト側の戦型が居飛車か振り飛車しか選択できないソフトが多いなかで、この銀星将棋 Premium3では全戦型以外に下記のように多くの戦型を選択することができる。

矢倉、角換わり、カニカニ銀、相掛かり、ひねり飛車、雁木、居飛車穴熊、左美濃 鷺宮定跡、森下システム、ミレニアム。
三間飛車、四間飛車、中飛車、向い飛車、穴熊、相振飛車、ゴキゲン中飛車、升田式石田流、藤井システム、美濃囲、振り飛車穴熊。
横歩取り、横歩取り8五飛、空中戦法。

また、ソフトの性格も標準から強引または慎重へ変更することができる。

どの将棋ソフトもこちらの得意戦法が限られてると似たような展開になりがちだが、これだけ様々な戦型が選べ、性格まで変えられるのだから、相当遊べる将棋ソフトなのは間違いない。



銀星将棋 Premium3のおおよその棋力

銀星将棋 Premium3には銀星将棋(KCC将棋)と今や知らない人はいないであろうBonanzaの2つの思考エンジンが搭載されている。
どちらが相手なのか分からないランダムで対局することも、思考エンジンを選択して対局することもできる。

ランダムでは初級、中級、上級だけだが、銀星将棋を選択すると10級から4段まで9段階にレベル分けされており、4段はその通りアマチュア4段くらいのようだ。
Bonanzaのバージョンは分からないが、発売時期から考えてVer1か2だろう。アマチュア5段くらいの強さである。


将棋ソフトのおおよその棋力表



自分 対 銀星将棋 Premium3

新たな戦法を試しては途中で投げるという事も多く、負けた回数を数えるのは面倒なので、勝った回数のみを記録することにした。
待ったをしたり、感想戦での勝ちも勝った回数には含めない。
勝った場合は1勝100敗でも1勝と記録。
一度も勝ったことがない場合は0勝1敗でも全敗と記録。

自分  先手   後手   銀星将棋 Premium3 レベル  備考
   1勝    銀星将棋10級  
   1勝    銀星将棋8級  
   1勝  2勝  銀星将棋6級  
   全敗  全敗  銀星将棋4級  
       銀星将棋2級  

強い将棋ソフトを自然に弱くするのは意外と難しいと言われているが、このソフトもレベルを下げても終盤力はあまり変わらず、6級でも苦戦している。
序盤、中盤で優勢になっても終盤に逆転されてしまうのだ。
6級で21手詰みを決めてくる。レベルに応じて詰み手数の制限が必要ではないかと思う。



銀星将棋4級の実際の棋力

自分は2級ぐらいの棋力があり、2段のソフトでもたまに勝てることがあるのだが、銀星将棋4級に勝てないでいる。6級ですら負け越しだ。
そこで、銀星将棋4級で激指11のレーティング戦をやってみた。





4級からスタートしたが、38戦しても頭打ちにならないので嫌になって打ち切った。
初段に4勝1敗なので初段以上間違いなし。2〜3段も十分あり得る。





棋力分析で終盤力が最も低いと判断されているのはどう見てもおかしいと思う。



銀星将棋 Premium4は発売されるのか?

このシリーズはの発売日と中身は、

銀星将棋 Premium  2010/04/02 最強銀星将棋5 2005/07/01
銀星将棋 Premium2  201105/20 世界最強銀星将棋6 双頭の龍 2006/08/04
銀星将棋 Premium3  2012/04/27 世界最強銀星将棋7 七人の棋士 2007/12/21

と、1年毎に発売されていたが、その後は現在まで発売されていない。
世界最強銀星将棋は9作目の風雲龍虎雷伝まで発売されているが、銀星将棋 Premium4は発売されない可能性が高そうだ。



世界最強銀星将棋 Super PLATINUM 4

世界最強銀星将棋 Super PLATINUM 4というWindows用の銀星将棋が銀星将棋 Premium3とは違う会社から発売されている。
このソフトは、2010年に7800円で発売された世界最強銀星将棋9 風雲龍虎雷伝の廉価版として3791円で発売された世界最強銀星将棋9 NEWスタンダード 風雲龍虎雷伝の廉価版である。

銀星将棋 Premium3と比較するとソフトのバージョンは新しいが、廉価版の廉価版であり、世界最強銀星将棋9 風雲龍虎雷伝から多くの機能が削られていることを考慮に入れなければならない。

大幅に強くなっているわけではないのでAmazonのレビューを見ても機能制限のがっかり感のほうが強そうだ。



銀星将棋 Premium3を他のソフトと対局させた結果

思考エンジンは銀星将棋(KCC将棋)を使用。
 レベル  先   後   先   対局相手のソフト   レベル    
 銀星将棋四段     ○      金沢将棋2 〜レベル300〜  300  Android
            うさぴょん 2007  4  Windows
            K-Shogi V2.9.01  研究  Windows
            Bonanza 無料版  初級  Android

自分よりも遥かに強いのは分かっているのであまり対戦させる気はない。



銀星将棋6級を他のソフトと対局させた結果

 レベル  先   後   先   対局相手のソフト   レベル    
 銀星将棋6級     ○      金沢将棋2 〜レベル300〜  300  Android
            うさぴょん 2007  4  Windows
            K-Shogi V2.9.01  研究  Windows
            Bonanza 無料版  初級  Android




解析ウィンドウ

ソフトとの対局中は1手毎に形勢判断(優勢、勝勢)、ソフトの読み筋、評価値が表示される。

対局中に表示される形勢判断は対局相手のコンピューターのレベルが行っているものである。
したがって人間対人間の対局では形勢判断は行われない。



棋譜解析

棋譜を読み込んだ場合は1手毎に善悪判断(悪手、疑問手)、ソフトの読み筋、評価値が表示される。
つまり、ソフトとの対局後に棋譜を保存し、棋譜解析をすると悪手、疑問手を調べることができるということである。

悪手、疑問手の指摘はShogiGUIを使ってGPS将棋 fishで棋譜解析した場合に比べかなり少ない。
しかし、ShogiGUIの指摘は級位者には読みが深すぎて内容が難しく、また、指摘された手の数も多すぎると感じた。
銀星将棋 Premium3は形勢が大きく動いた手をピンポイントで指摘してくれて、内容も高度すぎないので級位者にとって分かりやすい。
その反面、正確さでは劣るのだが。

残念ながら、激指のように読みの深さを変更するということはできないようだ。





検討モード

その局面での候補手を5手までと形勢判断の評価が表示される。
読み筋は最大13手先まで読んだのを確認。ただし、詰みがあった場合は1手先までしか表示されない。
思考時間は長くても1分程度で終わる。思考時間を長くしてより深く読ませるといったことはできない。

検討モードを使用すれば、グラフ化はされないが、人間対人間の対局をリアルタイムで形勢判断ができる。




[ トップ ] [ 将棋 ]

inserted by FC2 system