[ トップ ] [ Advanced/W-ZERO3[es] ]

最終更新 - 2014/01/15

Opera Mobile 10

Windows Mobile用のOpera Mobileの最終版。

正式版で様々なサイトをブラウジングしてみて驚いたのは、全く想像もできないほど恐ろしくパワフルなブラウザに進化していたことだ。
beta版では重いサイトに弱く、真っ白になってフリーズしていたのが、正式版では大きなサイズの画像が100枚貼ってあっても表示できる。
読み込みがいつまでも終わらなかったりしてもスクロールさせていけばちゃんと表示される。
もちろんメモリの消費量も多いが、OSが固まることが少なく、Opera Mobile 10を終了すれば意外とすんなり他のソフトを使うことができる。

Opera Mobile 10を終了させても必ずと言っていいほどOpera Mobile 8.7、9.xが起動できなくなり、その場合はリセットしなければならないのは相変わらずだ。
ちなみにIris BrowserやDorothyを使った後にもOpera Mobile 8.7、9.xが起動しなくなる。

カスタマイズしたOpera Mobile 9.51b2とどちらが重いサイトに強いのかと言えば、画像が多くて重いのなら圧倒的にOpera Mobile 10、ブログ形式で作られコメントが大量で重いニュースなどならOpera Mobile 9.51b2の方がやや強い。

Opera Turboの画質もずいぶん良くなっている。
画像を保存するときは元の画質で再読み込みしないと荒くなった画像がそのまま保存される。

Opera Mobile 9.7からOpera Mobile 10のベータ版まで使えなくなっていたurlfilter.iniがOpera Mobile 10の正式版では使えるようになっている。
Opera Mobile 10のurlfilter.iniによるコンテンツブロックの能力は高く、Opera Mobile 9.51b2では記事全体が消えてしまうような広告も問題無くブロックできる。

ファイルサイズが大きいのでmicroSDカードにインストールしてしばらく使ってみたが、特に問題ない。
逆に、nicovideo down.jsを検証していて気が付いたのだが、本体にインストールするとファイルのダウンロードに失敗することがある。

アドエスには重すぎるので他のソフトを同時に使用するのは厳しい。
これは自分の環境だけかもしれないが、Opera Mobile 10でブラウジング中に電話がかかってくると、出る前に勝手に電話を切り、ネットに繋ぎ直したことがあった。


主な長所

・画像が多いサイトにめちゃくちゃ強い。
・Opera Turboが完全に動作している。
・Flash Lite 3.1対応。
・アドエスでも横画面で使用可能。
・フォントが重ならない。
urlfilter.iniが使え、性能が良い。


主な短所

・重い。
・読み込み中にリンクを新しいタブで開こうとしても選択肢が出ないことがある。
・ちょっとスクロールさせると真っ白になってしまい、読めるようになるまで待たされる。
・使用後にOpera Mobile 8.7、9.xが起動しなくなる。他にも起動しなくなるソフトがある。


Opera Mobile 10のダウンロードページ PCから

Opera Mobile 10のダウンロードページ WM機から

Internet Explorer Mobile等のユーザーエージェントがWindows Mobileになっているブラウザでアクセスする。
アドエスの場合は普通はTouch版をダウンロードする。



Flash Lite 3.1

初期化して一からカスタマイズしたのだが、Opera Mobile 10をインストールするだけでFlashが表示できた。
Flash Lite 3.1は何もインストールする必要は無かったのかと思ったがFlashの再生能力が低く、ベータ版では表示できたものができなかったり、できてもかなり重たい。
分かりやすいところでは、

BNRスピードテスト Flash版 計測結果を表示できない。

携帯用の待ち受け 青空のみが表示されて鳥が見えない。

YouTubeモバイル版 高速回線を使っても視聴に耐えられないほどカクカクだった。(仕様変更により現在はWindows Mobile用のプレイヤーは表示されなくなった。)

そこで、Juggalo_X Official Flash Lite 3.1 CE-OS 20757.cabをインストールしたところ、どれも改善された。
xda-developersで正式版よりもベータ版(Beta3)の方がFlashが優れているとしてベータ版を薦めるスレッドがちょっと盛り上がっているのもこの違いからきている。
比較してみたが、Juggalo_X Official Flash Lite 3.1 CE-OS 20757.cabをインストールすれば全く同じなので、わざわざurlfilter.iniが使えないベータ版に戻す必要はない。


Juggalo_X Official Flash Lite 3.1 CE-OS 20757.cabのダウンロードページ


設定でplug-insをオンにするとFlashが使われているところはプレイボタンのアイコンのような三角の画像が表示されるので、内容を表示したい場合はクリックする。
これまでのOpera Mobileのようにplug-insの設定をオンにしてる場合、Flashがあると必ず読みこまれるわけではないので、オンのままでオフと同じスピードでブラウジングできるようになった。
ちなみにOpera TurboをオンにしてもFlashの表示は可能である(速くなって動画が見れたりするわけではない)。
また、小さすぎるFlashや画面に収まらないFlashはダブルタップするとフルスクリーン表示できる。

しかし、WILLCOMはFlash Lite 3.1はFlash Player 9相当と言っているがActionScript 2.0にしか対応しておらず、Flash Player 9が対応しているActionScript 3.0で書かれたFlashはどんなに簡単な作りに見えても表示できない。
実質的にFlash Player 8にストリーミング機能が追加されただけでFlash Player 9相当とはとても言えない。
Flash PlayerのWindows Mobile版の開発は終了しており、高速なActionScript 3.0への移行が進んだ現在、ほとんどのFlashが表示できないと言っても良いだろう。

Flash再生の安定性では9.5や9.7よりも優れており崩れないので、携帯用に作ってあるFlashなどは十分再生できる。
開けるのはhtmlに埋め込まれたFlashだけでswfに直リンクが貼ってあっても開くことはできない。



Opera Link

・Speed Dialの同期をしない

Opera、Opera Mobile 10側でSync Speed Dialをオフにする。
Opera Miniにはこの設定は存在しない。



ショートカット

*、#からのショートカットキーが使えるのでテンキーのあるアドエスとの相性はよく、フルスクリーンモードでも使いやすい。

その他にも

1 テキストの選択、貼付け
5 拡大縮小のみ
クリア(BS) 縮小、戻る
非フルスクリーン時に上部のバーをタップ ページの一番上に戻る

が使える。
input.iniにあるショートカットは結局、使えないようだがページの一番下にジャンプすることはこのバージョンから対応したブックマークレットで可能になった。



フォントサイズの設定

Maximum Font Size 17
Minimum Font Size  17

フォントサイズを同じにするとサイトの設定によって大きすぎたり、小さすぎたりして読みにくいということが無くなる。



検索窓の登録

あらかじめGoogleとWikipediaが登録されているが、検索窓をタップ&ホールドすると検索エンジンを追加という選択肢があり、登録することができる。
だがYahoo! JAPANは登録できたが、価格.com、Amazon PC版、楽天市場などは検索エンジンを追加という選択肢が出ず、登録することができなかった。

そこで同じ機能を持つOpera Mini 5からアドレスをコピーして入れてみることにした。
検索エンジンの管理画面には新規登録という項目は無いため、Yahoo! JAPANを編集して価格.comにした。
WS011SHと入力してみたところ正しい検索結果が得られた。
楽天市場でも同様の結果が得られ、アイコンは変更できないのでY!になってしまうのはあれだが(笑)、アドレスを編集すれば検索エンジン以外も登録できることが分かった。

なお、Opera Mobile 10とOpera Mini 5の両方でOpera Linkを使っているのならOpera Mini 5で登録すればOpera Mobile 10にも登録される。

その後、Google翻訳のアドレスをOpera Mini5からコピーして登録してみたところ、翻訳されたページは表示されず、Opera Mini 5では登録出来てもOpera Mobile 10では登録できないページがあることも分かった。





タスクバーを表示する

WkTASKによる素早いタスク切り替えをしたいのでJoeTuneプラグインのJTOpera10Taskbarでタスクバーを表示させている。

JoeTune Ver.1.4.0のダウンロードページ

JTOpera10Taskbarのダウンロードページ


JoeTuneプラグインではないOpera10Taskbarでもタスクバーを表示させることが出来る。

Opera10Taskbarのダウンロードページ

スタートアップにショートカットを登録するといいだろう。ショートカットのプロパティ→ショートカットに

"\Program Files\Opera10Taskbar\Opera10Taskbar.exe" /silent

と記述すれば再起動時に常駐のメッセージが出ない。



urlfilter

指定の公告を表示しないようにする機能。
Opera Mobile 9.51b2によるものだが計測結果はurlfilter.iniに書いた。サイトの作りによってはかなり効果あり。



ブックマークレット

多くなってきたのでブックマークレットにまとめた。



履歴の件数を増やす

User PrefsのMax Global History Linesが履歴の件数。

Max Global History Lines 50→200

に変更。

似た設定でMax Windows History Linesというのがあり、これは戻るときの記憶されている履歴だった。



ブックマーク、スピードダイアルのバックアップ

\Program Files\Opera Mobile 10\profile\datastorage\2\all.dat

がブックマークのファイルで

\Program Files\Opera Mobile 10\profile\datastorage\6

がスピードダイヤルのデータが保存されているフォルダである。



ブックマークのインポート

Opera Mobile 10のブックマークはopera6.adrではないが、インストール時のみ、Opera Mobile 9.51b2(他のバージョンは未確認)のブックマークをインポートする。
よって、Opera Linkを使わずにOperaのブックマークをOpera Mobile 10に移したい場合はOperaのブックマークをエクスポートし、

\Application Data\Opera 9.5 Beta

にopera6.adrを置けばよいと思われる。OperaにはFireFoxやIEのブックマークをインポートする機能があるのでそれらのブックマークを移すこともできることになる。
Opera Mobile 9.51b2をインストールしていなくてもフォルダだけ作れば可能かもしれないが確認していない。



サイズが大きいファイルをダウンロードする上での注意点

これまでアドエスでファイルをダウンロードしたことはほとんど無かったので気が付かなかったが、Opera Mobile 10を本体にインストールしている場合、ダウンロード先をmicroSDカードに指定しても本体の空きメモリ分のサイズしかダウンロードできず、エラーになることがある。
特にOpera Turboをオンにしているとかなりの高確率で起こる。
microSDカードにインストールしている場合はこのエラーは出ない。

また、本体、microSDカードのどちらにインストールしていても、Opera Turboをオンにしていると途中で止まってしまうことがあるようだ。
エラーは出ないがダウンロードが全く進まないという状態がたびたび起こった。
レジュームは効かず、ダウンロードは最初からやり直しになってしまうのでOpera Turboはオフにする。

よって、サイズが大きいファイルをダウンロードすることが多いのであれば、Opera Mobile 10はmicroSDカードにインストールした方が良いだろう。
ただし、これらの問題はネット上では聞いたことが無く、自分の環境だけかもしれない。



PC用のUser JavaScriptをOpera Mobileで動かす

記事が多くなってきたのでUser JavaScriptにまとめた。色々あって面白い。



サイト別にJavaScriptを設定して高速化

urlfilter.iniの検証結果においてITmedia +D モバイル日経など大きな画像が貼ってあるわけでもないのに異様に重いサイトはJavaScriptが原因であることが分かった。
override.iniでサイト別にJavaScriptを無効に設定することもできる。

Opera 10でサイトを開き、右クリック→サイトごとの設定を編集でJavaScriptを無効にする。

C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Opera\Opera

にあるoverride.iniを

\Program Files\Opera Mobile 10\profile\

に置く。これで指定されたサイトだけがJavaScript無効になり、いちいち設定を切り替えずにブラウジングできる。



Opera Mobile 10をWindows XP上のブラウザとして認識させる

Opera Mobile 10のデフォルトのユーザーエージェントはOpera Turboのオン、オフに関係なく以下のようになっている。

Opera/9.80 (Windows Mobile; WCE; Opera Mobi/WMD-50433; U; en) Presto/2.4.13 Version/10.00

Windows Mobileであることが記されているためサイトの設定によってはモバイル用のサイトに飛ばされてしまう。

モバイル用のサイトに飛ばされないようにするにはOperaUserAgentSwitcherを使うのが簡単だが、使わないとすればアドレス欄にopera:configと入れて設定画面に入り、User PrefsのCustom User-Agentに

Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.2.15 Version/10.10

と記入する。これでWindows XP、Opera 10でアクセスしていると認識され、強制的にモバイル用のサイトに飛ばされることはない。



OperaUserAgentSwitcher

一部のOpera Mobileにある2つのユーザーエージェントを切り替える機能はOpera Mobile 10にはないが、OperaUserAgentSwitcherでIE、Firefox、Opera、iPhone、Android、携帯電話等、10種類以上のユーザーエージェントを扱うことができる。


OperaUserAgentSwitcherのダウンロードページ

ouas.txtに追記すれば、他のユーザーエージェント も扱う事ができる。編集後の保存はShiftJISで。



Gooモバイル 携帯サイトビューアーでユーザーエージェントの変更をせずに携帯サイトに入る

OperaUserAgentSwitcherで携帯用のユーザーエージェントに変更できるが再起動が必要である。
また、携帯サイトのhtmlの書式によってはXMLのエラーが発生し、表示できない。

Amazonモバイル版で検索ができないなどサイトによっては問題もあるが、下記のURL経由で行けば、Opera MobileやNetFront 4.1でもユーザーエージェントの変更をせずに携帯サイトに入ることができ、携帯用のサイトで出やすいXMLの解析に失敗しましたというエラーも回避できる。

http://emu.mobile.goo.ne.jp/cgi-bin/emu.cgi?url=*********&ca=au

*********の部分にURLを入れる。
Gooモバイルの携帯サイトビューアーによって既にユーザーエージェントがAUになっているので携帯用のページに入ることができる。
アドレスの最後をdcにすればドコモ、sbにすればソフトバンクになる。
エラー058は何度か試せば繋がる。
サイトの作りによっては表示に不具合が出るところもある。

携帯サイトをGoogleで検索するならこのURLがフィルタリングがかからない。

http://emu.mobile.goo.ne.jp/cgi-bin/emu.cgi?url=http%3a%2f%2fwww.google.co.jp%2fm%2fsearch%3fsafe%3doff%26amp%3bgwt%3doff%26amp%3bhl%3dja%26amp%3bsite%3duniversal%26amp%3bei%3d1JKYTLC3EpvQ7wPixtLrAQ&ca=au



ネットラジオなどに使われているasxファイルの関連付け

opera.iniをエディタで開き、[File Types]の項目に

video/x-ms-asf=3,\Program Files\TCPMP\player.exe,,,asf,asx,|

と記入すれば、TCPMPが起動し、聴けるようになる。

また、Flash内にWindows Media Playerを表示するタイプのネットラジオは1分程度で止まってしまう。
Flashをダブルタップしてフルスクリーンにすれば止まらない。
フルスクリーンを解除して止まってしまっても、フルスクリーンに戻せば続きから聞くことができる。

関連記事 ネットラジオリンク集



Flash Lite 3.1の動作確認

ほとんど駄目だと言ってもいいだろう。
ActionScript 2.0よりもActionScript 3.0の方が高速なため移行が進んでおり、今後新たに作られるFlashが動作する可能性は低い。
映画やTV番組の公式ホームページなどは意外と見れる。



将棋の棋譜でーたべーす   SWF将棋盤で棋譜を見ることができる。
うたまっぷの歌詞表示
BNRスピードテスト Flash版   自宅では4Xで100kbps前後。
チーズスイートトラベル


フラモバ   いくつか試したところどれも見れた。ワードメモリ 英単語というクイズゲームではフルスクリーン表示で解答を選択できないという不具合もあった。


weathernews   横画面、フルスクリーンで何とか。日本語入力ができない。

×
YouTube PC版
ハム将棋
radiko.jp
SPEEDTEST.NET 計測できなくなった。
ニコニコ動画



YouTubeモバイル版の仕様変更

以前はWindows Mobile用のページが有り、Flash Lite 3.1で表示できるプレイヤーを使っていたので再生することができたが、現在はユーザーエージェントで表示されるページが異なり、rtspストリーミングで外部のプレイヤーで再生することになる。
PCのユーザーエージェントではモバイル版に入れない。



Touch版とKeypad版を比較

アドエスには基本的にTouch版をインストールするのだがKeypad版をインストールしてみた。
ここに書いてあることはあくまでもアドエスにインストールした場合のものである。
Touch版とKeypad版の共存は出来ない。
ちなみに画面やメニューなどのタッチ操作には対応している。



Keypad版の長所

・終了後にリセットしなくてもOpera Mobile 9.51b2が起動しやすい。8.7は削除したため確認していない。
・スクロールさせてからの表示が少し速い気がする。
・ソフトキーを使うことができる。
・タブの切り替え、閉じるがしやすいかも。
・時刻が分かる。

Keypad版の短所

・SIPが使えない。
・上部のバーを押してもページの一番上に戻れない。
・*、#からのショートカットが全く使えない。
・Flashに対応していない。
・メニューの終了から終了させるとTodayやバッググラウンドのソフトの左ソフトキーが押されることがある。
・クリア、BSキーで2文字削除される。
・DELキーで後ろではなく、前の文字が削除される。

左ソフトキーが勝手に押されるのは状況によっては書きかけのメールが送信されたりといったことが起こるわけだが、WkTASKのクリアキーで終了させると問題なし。



ページの一番上に戻るブックマークレット

Touch版は上部のバーを押すことでページの一番上に戻ることができるが、Keypad版はできない。

そこで例えば上に戻るというタイトルでURLが

javascript:scrollTo(0,0);undefined;

というブックマークをあらかじめ作っておく。それをブックマークから選択すると現在表示されているページの一番上に戻ることができる。



Touch版とKeypad版を合成した第3のバージョン

Touch版のUIを上書きするとKeypad版の欠点が解消されることが分かった。
まず先にTouch版をインストールする。
Opera10-armv4i.exeをコピーしてからTouch版をアンインストールする。念のため、Opera Mobile 10フォルダも削除。
次にKeypad版をインストール。コピーしておいたOpera10-armv4i.exeを上書きする。

これで本体はKeypad版、UIはTouch版のOpera Mobile 10となり、Opera Mobile 9.51b2が起動しやすくなり、ショートカットやSIPも使えるようになる。
ただし、Flashは見れなくなる。
今は入れていないので試していないがおそらくOpera Mobile 8.7も起動しやすくなるのではないだろうか。

ちなみに逆のことをやって、Flashが見れるKeypad版を作ることもできた。


[ トップ ] [ Advanced/W-ZERO3[es] ]

inserted by FC2 system