[ トップ ] [ Advanced/W-ZERO3[es] ]



最終更新 - 2014/04/05

TCPMP -The Core Pocket Media Player

数多くの形式に対応したメディアプレイヤー。

数年前に比べYouTubeの動画のURLがかなり長くなっているのでTCPMPでのストリーミング再生には短縮URLを使わなければならない。
残念ながらrtspのプロトコルに対応していないので、YouTubeモバイル版のストリーミング再生はどのバージョンのTCPMPを使ってもできない。

元のTCPMPがオープンソースだったので当サイトでダウンロードできるようにしていたTCPMP-WMpro、TCPMP テストバージョンはFC2に削除されたようだ。
作者(日本Microsoft関係者)の削除要請があったのだろう。
Windows Phone 7.5端末が発売された頃からブログのWindows Mobile関連の記事が全て読めなくなったのは、設定ミスじゃなく意図的にそうしたということか・・・。



YouTubeからダウンロードした動画が再生できない理由その1

YouTubeに最近アップロードされた動画がほとんどどれも再生できないという話をたまに見るが、理由は二つ考えられる。
まずはH.264コーデックが入っていない場合。

簡単なのは今使っているTCPMPを削除して、コーデックも一緒にインストールしてくれるTCPMPに入れ替える方法である。
アドエスの場合は、オプション>ビデオからインテルXScaleに変更。


TCPMP-REVIVE

自分が気に入ってるのは後発のこのバージョン。
ソフトキーで操作できるようになっている。
Skinは入っていないが対応している。

起動、終了時に必ず強制的に縦画面にされるという欠点がある。




左がこれまでのTCPMP、右がTCPMP-REVIVE。
これまではSkinを被せられるようになって使いやすくなったと言ってもそれは表面だけで、ファイル選択時のインターフェースは以前と変わらず使いにくいままであった。
特にアドエスは液晶に段差があるため左下のOKボタンが指ではかなり押しにくい。
縦画面で"すべて選択"を選ぶこともできず連続再生時に不便だった。
TCPMP-REVIVEはソフトキーで操作できるので使いやすい。

ちなみにTCPMP-0.72RC2-ARM-REV42はURLの文字数の上限が他のバージョンの256文字よりも引き上げられ、512文字まで対応しているが、現在のYouTubeの動画のURLはさらに長くなり700前後あるので、このバージョンでも短縮URLを使わなければならない。


TCPMP-REVIVEのダウンロードページ


RealMedia(rm、rmvb)のコーデックをインストール

RealMediaを再生するにはコーデックをインストールする必要がある。
これまで紹介していたrmplugin.zipはTCPMP テストバージョンに入っているものと同じだが、320x240程度の動画で画像と音がズレたり、画像が停止し数秒の間、音声だけになったりと再生能力が低かった。
TCPMP & Master Codec Pack 6または TCPMP RMVB pluginを入れれば、ある程度改善される。
インストール時、TCPMPがインストールされている方を選択する。

RealMediaに関してはどちらを入れても同じだが、TCPMP Master Codec Pack 6にしておくのが無難だろう。
サイズ差の大半を占めているwma9prodecoder.dll、wmv9decoder.dllは不要なので削除しても構わない。

リピートをオンにしているとリピートと同時にフリーズすることがある。オフにする。
なお、TCPMP & Master Codec Pack 6をアンインストールするとTCPMPも削除される。



YouTubeからダウンロードした動画が再生できない理由その2

もう一つはTCPMPで再生できる解像度や動画形式でダウンロードしていない場合。
YouTubeでは解像度やコーデックが異なる様々な形式が使われており、動画によって細かい数値は異なるが、基本的に以下のようになっているようだ。

         プレイヤー  ビデオ  オーディオ
   コンテナ   コーデック   fmt   TCPMP  CorePlayer  最大解像度  ビットレート   周波数   ビットレート 
 144p  3GP  MPEG-4 Part 2     ○   ○  176x144      
 240p  FLV  H.263  5   ○   ○  320x240  256kbps  22.05kHz  64kbps
 360p  MP4  H.264  18   ○   ○  640x360  512kbps  44.1kHz  128kbps
 360p  FLV  H.264  34   ×   ○  640x360  768kbps  44.1kHz  128kbps
 480p  FLV  H.264  35   ×   ○  854x480  1152kbps  44.1kHz  128kbps
 720p  MP4  H.264  22   ×   ×  1280x720  2048kbps  44.1kHz  128kbps
 1080p  MP4  H.264  37   ×   ×  1920x1080    44.1kHz  
 4K  MP4  H.264  38   ×   ×  4096x2304    44.1kHz  

144pはウィルコム回線でも途切れずにストリーミング再生ができる。

違いを知らないと困惑してしまうのが、FLVなのに再生できない360p、480p。
TCPMPはコンテナがFLV、コーデックがH.264の動画に対応させる方法が無いのでH.263の240pしか再生できないのである。
360pはMP4をダウンロードする。
360pは640x360または480x360以下になるようだが、アドエスの能力では640x360はカクカクした感じになる動画が多い。

CorePlayerが720pから上を再生できないのは1008×1008を超える解像度に対応していないからである。
720pをまともに再生できるほどの能力があるWindows Mobile端末は1機種も存在しないと思われる。
なお、CorePlayerを購入してもアドエスの動画の再生能力では480pのスムーズな再生は厳しいだろう。

ダウンロードした動画がTCPMPで再生できないものだったら、再生できる形式でダウンロードし直すか、PCで変換するしかない。
Opera 12でYouTube HD Suiteを使う。



asx形式のラジオ

TCPMPはアニメイトTVのようなW+RadioプレイヤーやWindows Media Player Mobileで再生できないネットラジオを再生できる。

参考 radiholic

普段はラジオを全く聴かないのでW+Radioプレイヤーはアンインストールしてアドエスを軽量化。
災害時にNHKを開けるようにアドレスを書いたテキストファイルを保存しておく。
ExecSelectにTCPMPを追加。
テキストファイルはWord Mobileで開く。

m3uは音楽のプレイリスト専用にしてGSPlayerBTに関連付け。



Skin

アドエスはテンキーや十字キーがあり、それに割り当てればとても使いやすいが、TCPMPの使用頻度は低く、割り当てをすぐに忘れてしまう。Skinを入れて操作しやすくする。
ソフトキーでファイル操作やオプション画面に入れるようになる。Skinは複数入れることもできる。

TCPMP WMP11 Skin



縦、横ともに画面が大きく見やすいのでこれを使っている。
Mobile→TCPMP Skinからダウンロードできる。


relaxe Skin xda page1
relaxe Skin xda page2

ここでは紹介しきれないほど多くの個性的なデザインのSkinを制作している。下のはRelaxeBig-Sensor。




bimbam69 iPhone Skin




bimbam69 Listopad Skin




Sian Skin




アドエスには向かないSkin

TCPMP WMP12 Skin タイトル、時間表示の上下が切れる。

netdrg Skin  横画面に対応していない。

TCPMP OMNIA PHENOM EDITION  解像度が合わない。



エンコーダーの設定

インターネット上のストリーミング動画もずいぶん高画質になった。
コーデック形式、解像度、ビットレートも多様化し、そのままではTCPMPで再生できないものが多い。
それらの動画をアドエス、TCPMPで再生するには変換するする必要がある。
アドエス用のプリセットはWVGAに合わせてカスタムした。

mp4

ビデオ
フレームサイズ カスタム    幅500 高さ300
調整 オリジナル
ビデオコーデック H.264
フレームレート 15fps
ビットレートタイプ カスタム
ビットレート 256kbps

オーディオ
オーディオコーデック AAC
チャンネル ステレオ
サンプルレート 44100Hz
ビットレート 128kbps


ここから先は古い内容の記事だが、参考になることもあると思うので残しておくことにする。

最近ではインターネット上のストリーミング動画もずいぶん高画質になってきた。
コーデック形式、解像度、ビットレートも多様化し、そのままではTCPMPで再生できないものも増えてきた。
そこでそれらの動画を変換してアドエス、TCPMPでどの程度まで高画質で再生できるのか探ってみることにした。

参考にした記事、試用したエンコーダーは

EncodeWM
Super C
PocketDivxEncoder
iWisoft Free Video Converter
Any Video Converter フリー版

検証に使ったのは

・KOTOKOのイプシロンの方舟<初回限定版>付属のDVD
・2ちゃんねる、WILLCOM W-ZERO3質問スレ Part57にて質問に上がっていたYouTubeのAVATARのTV SPOT#2
「EOS 5D Mark II」で撮影したフルHD動画
・ニコニコ動画の高画質なもの

等である。何十回もの変換エラー、MicroSDカードへのコピーの待ち時間、再生不可、再生出来てもカクカク、早送りとがっかりとの格闘の末に(笑)たどり着いたエンコーダーと設定は、

iWisoft Free Video Converter

Archos H264 Video (*.mp4)

Video
Codec H.264
Size 512×384
Rate 15fps
Bitrate 256kbps
Ratio Auto

Audio
Codec AAC
Bitrate 128kbps
Channel 2Channels Stereo
Sample 44100 HZ
Volume 100%

である。全然高画質じゃないじゃないか、という突っ込みが入りそうな設定だ(笑)。
最初はあちこちに書いてあるようにDivx/xvidでSize 640×480か512×384、Rate 30fps、Bitrate 1000kbpsぐらいがいいだろうと思った。
同じ設定でH.264で作るとカクつくし、ベンチマーク比較でもDivx/xvidの方が上だった。

だが、ここで疑問が湧いたのだ。Divx/xvidの方が優れているのなら、なぜ最近H.264を採用するところが増えているのだろうか。
調べてみるとH.264は圧縮効率が格段に優れているという。

そこで「EOS 5D Mark II」で撮影したフルHD動画をRate 30fps、Bitrateを768、512、384、256kbpsと変えて作り、アドエスで見比べてみることにしてみた。
そのファイルのBitrateを知っていて再生すると高い方がなんとなく画質がいいような気がしないでもないが、どうもはっきりとした違いが分からない。
そこで768と256をプレイリストに残して次ボタンを連打してどちらが再生されているか分らなくし、当ててみることにした。
結果は確実に当てることはできなかった。さらに256のRateを15fpsに落として同じようにやってみたがこれも分らなかった。

厳密に見れば画質の差はあるだろうが3インチの小さな液晶画面では自分にはほとんど違いが分からない。
だがファイルサイズは768と256で倍ぐらい違う。これは画質の差以上に大きな差である。

ではDivx/xvidはどうなのだろうか。256kbpsで作ってみたところ、はっきり分かる画質の劣化があり、かなり荒いシーンがある。
これでストリーミング再生、携帯電話、携帯ゲーム機等でH.264が採用される理由がはっきり分かった。

ぎりぎりカクカクしない数値上の高画質設定を追及するよりも自分の目で見て納得できる画質でメモリの消費量を抑えた方がメリットがあると考えてこれがベストな設定となった。
エンコード、コピーにかかる時間も短くていい。

このエンコーダーは全く同じ設定だとしても機種別にプリセットされているものは設定を変えてもエラーが出にくく、エンコード形式を選択して設定したものはエラーが出やすい。
ただ、成功したと思ってもファイルを全部読みこめず、最後の数秒が切れていたりと完璧ではないので他のソフトと組み合わせて使うことになる。
ちなみにWindows Mobileを選択するとYouTubeのAVATARのTV SPOT#2を変換した場合に縦画面では再生できるが横画面にすると画像が乱れ再生できない。

参考までに他のエンコーダーの感想を書いておく。

EncodeWM
YouTubeのAVATARのTV SPOT#2を変換すると縦画面では再生できるが横画面にすると画像が乱れ再生できない。

Super C
エラーばかりで嫌になった。

PocketDivxEncoder
古すぎるソフトのため設定に融通が効かず、どうもうまく変換できない。

Any Video Converter フリー版
エラーがほとんど出ず、簡単な動画の編集、YouTubeやニコニコ動画からの変換ダウンロードもできる機能を持つ。
だが、H.264で全く同じ設定にしているにも関わらず、上に書いたテストをしても100%当てることが出来るほどiWisoft Free Video Converterよりも画質が劣る。
また、Woopie Browserでダウンロード済みのAVATARのTV SPOT#2を変換すると早送りになってしまう。
なお、AVATARのTV SPOT#2のURLを入力して直接変換しながらダウンロードすれば早送りにはならない。
便利な機能があるので補助として使う。




[ トップ ] [ Advanced/W-ZERO3[es] ]

inserted by FC2 system